少年少女 20世紀科學讀本
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少年時代を襲った
突然の不幸…
コンスタンチン・ツィオルコフスキーは1857年9月17日、ロシアのモスクワに近いイジェーフスコイエ村で生まれました。父親は森林の管理にあたる役人でしたが、農業用の機械の改良などの発明を趣味にしていました。
ツィオルコフスキー少年は大家族に囲まれて、すくすくと育っていましたが、9歳の時に突然、不幸に襲われてしまいます。しょうこう熱にかかり、その後、耳がほとんど聞こえなくなってしまったのです。それ以来、家に閉じこもり、ひとりきりの毎日を過ごすようになりました。
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