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特集 ロシア宇宙探検 科学工作 火を噴く惑星

 「宵の明星」とか「明けの明星」という言葉を聞いたことがありますか?金星は夕方や明け方にひときは明るく輝いて見えることから、このように呼ばれてきました。
 旧ソ連はベネラと名づけられた探査機のシリーズを次々に打ち上げ、1975年のベネラ9号を初め多数の探査機を金星へ軟着陸させました。
 一方、アメリカは1962年、マリナー2号を金星へ送り世界で初めて観測を行いました。その後1978年には分厚い大気に阻まれた地表を探査するため、レーダーを搭載したパイオニア12号を、さらに1989年には更に高精度のレーダーを搭載したマゼランを打ち上げました。
 これらの探査機の活躍により金星に関する多くのことが分かってきました。しかし、金星の探査はその後10年以上、行われていません。
映画「火を噴く惑星」より(ロシア映画社 提供)
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